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東京星光会


第4回世の光応援団のご報告

第4回「世の光応援団」が平成24年12月8日(土)に開催されました

「世の光応援団」は、大阪星光学院を卒業した大学生や若手社会人を対象にした講演会で、星光卒業生が社会で貢献する人材(世の光)になるために必要な知識や心構えを持つ一つのきっかけになることを目的としています。今回で第4回を迎えましたが、32名の学生・若手社会人が集まりました

今回は、前NTTドコモ代表取締役副社長で、現ドコモエンジニアリング代表取締役社長の辻村清行さんをお招きして、以下のようなお話を伺いました

○ベンチャー企業を興すことはリスクだが、大企業に勤めることにも別のリスクがある。将来の見通しがたつということは、ワクワク・ドキドキすることが少ないということ。

○NTTドコモを分社化したときは、今のような会社になるとは誰も想像できなかった。

○大学は学びたいときに行くべき。年齢は関係ない。私自身、40歳を過ぎて明治大学の夜間で法律を学ぶなど、何回も大学に入りなおしている。社会での実体験を踏まえると、より深く学ぶことができる。

○これからのモバイルの主要テーマは、ブロードバンド化、リアルとネットの融合、クラウド化の3つ。

○スマホは10年前のスパコンに近い能力。かつてのIモードは白黒のキティちゃんだったが、今や画質が高い動画をみることができる。

○昔の新聞記事は新聞社のものではなく、社会の共有財産という考え方もできる。例えばニューヨークタイムスでは、アーカイブで150年前までの記事(たとえば日露戦争の記事)を検索することができる。

○電子書籍端末のメリットは、複数の書籍、新聞を持てるだけでなく、検索できるのがの力。

○学校教材の電子化において、日本は韓国、シンガポールに遅れをとっている。

○インターネット時代の到来によって、原発廃止に対する賛否の表明の仕方など民主主義の進め方が変わる可能性がある。

○スマホ自体は韓国製であっても、その部品は日本製が多い。例えば、割れにくい、指紋がつきにくい防護ガラスなど。。

○最近、日本経済の暗いニュースをよく聞くが、部品・素材産業など日本ががんばっている分野もまだまだある。

○日本の周りに成長過程のアジア市場があるのは、日本がさらに成長するためには、ラッキーなことである。

○日本では、ベンチャーを育てるシステムがまだまだ整っていないが、数年で10億円稼ぐ人が実例として出てくれば、日本でもベンチャーを目指す人がもっと増えるだろう。

○社会、ビジネス、技術の歯車がかみあうことで、全体が発展していく。

○皆さんには、その3つの歯車をかみ合わせるなかで、何か新しいことをやって、生きがいを見つけてほしい。

○本をよく読んでほしい。お勧めの本は3冊。福沢諭吉の『福翁自伝』、サイモン・シンの『ビッグバン宇宙論』、山梨勝之進の『歴史と名将』。


辻村様の情熱あふれるお話に、参加者は大いに刺激を受けて、以下のような声が寄せられました。

・SocietyとBusinessとTechnologyの歯車について

・技術革新と人間について

・マルチデバイスとクラウドについて

・スマートフォンの可能性について

・インターネットとリアルの融合について

・技術の成長のすさまじさについて

・どんなことに対しても好奇心を持ちたい

・自分のキャリアプランを整理したい

・ご紹介いただいた本を読みたい

・スマートフォンを使いこなしたい

・さまざまな情報を得る努力をしたい

・学生のうちにできることを見つけて実行したい

・興味のあることが見つかれば、現地に積極的に足を運びたい

・人生を通じて勉強したい

・積極的に学ぶ姿勢を持ち続けたい

・いろいろな学問・分野に好奇心を持ちたい

その後、講師の辻村様を囲んで、テーブルトークの形で、より掘り下げて意見交換いたしました。学生・若手社会人から次々に寄せられる質問に対して、辻村様が真正面から応えてくださり、とても有意義な会になりました。アンケートには、参加者全員が「次回も参加したい」と回答しており、「次回はこの素晴らしい会の運営に携わりたい」という声も寄せられました。


「世の光応援団」の終了後は、星光OBによる「懇親会」が開催されました。22期〜57期までの幅広い世代のOBが参加し、またOB同士の交流も深まる会になりました。同窓生の会話は尽きることがなく、東京でひとり暮らしをする学生にとっても、心強い会になったようです。


以上

(当日の写真は後日アップ致します。)

2013/01/16