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ボランティア部


2016年8月熊本ボランティア前班(H1中村弦)

熊本ボランティア活動レポート

大阪星光学院高等学校 高1 中村弦

南阿蘇村

 「熊本地震は20164142126分と416日未明に発生した震度7の地震が本震で、今も余震が続いている。」

このニュースは二ヶ月ほどテレビで報道されていたが、それ以降全く報道されなくなった。なのでもう復興したのかなと思っているとボランティアの人数がどんどん減ってきていて、復興のめどが立っていないということがわかり、この機会にボランティア活動に参加しようと思った。熊本空港に着いてわかったことは、熊本空港周辺と市街地は特に目立った地震の爪痕がないということだ。

宿舎に着いて昼食を食べた後、熊本県の中でも特に被害が大きかった南阿蘇村の内牧というところに連れて行ってもらった。そこは本当に復興が進んでいなくて手付かずの状態だった。

道路のコンクリートが割れて、家が傾き、川に架かった大きな橋は折れていた。また途中で車が土砂に流されて木っ端微塵になり、その上にたくさんの花がたむけられている光景も見た。メディアだけでは知ることのできない、実際に現地に行かないとわからない現状があるということを改めて痛感した。

ボランティア活動は,ここもまた被害が大きい益城町で行った。初日は家の周りの崩れかけたブロック塀を全て破壊するという作業だった。初日にしてはなかなかハードな仕事でボランティア活動の大変さを思い知らされた。二日目は倒壊仕掛けの家屋から家具をだす仕事、三日目は農家の倉庫の整理をし、雨水がたまらないように水路を作った。どの作業も終わった後被災者からとても感謝されてやりがいがあるものであり、また作業後の風呂もとても気持よく、癒された。

今回の4日間のボランティア活動で感じたことは被災地は誰もが思っているよりも被害が大きいということ、ボランティアの人数が全く足りておらず、復興が進んでないということである。

前にも書いたように僕たちは現地に行かない限り、テレビや新聞でしか被害を知ることしかできない。伝えられる量にも限界があるので被害は少ないように感じるがまだ被害は残っている。

二つ目にボランティアの人数が足りていない。益城町の町役場も十分に機能していない中で復興を進められるのはボランティア活動だけである。しかし10人集まっても1日かけて一つの依頼しかこなすことができない。依頼は山ほどあるのにこのペースでは何十年もかかってしまう。だからとにかく人数が必要だということがわかった。だからもっとテレビや新聞といったメディアがもっと報じるべきだと思った。最後に、同じ宿舎にいた人には何ヶ月も毎日ボランティア活動をしている人もいた。僕たちはたった4日間だけでへとへとになったのに本当にすごいと思った。また、被災地の現状や問題点もわかったので今回のボランティア活動はとても勉強になりました。

2016/09/19